校長よりごあいさつ

2012年2月24日現在

学校長よりごあいさつ申し上げます

2012年2月24日 開かれた学校

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

ようこそ、居武士小学校ホームページへ。校長の武智茂雄です。
ようこそ、居武士小学校ホームページへ。校長の武智です。

 「開かれた学校」と言われるようになり久しい。今では学校が開かれていることは、ごく当たり前のこととなりました。 では、開かれた学校とはどのような学校のことをいうのでしょうか。

 開かれた学校とは、家庭や地域社会と連携・協力する学校のことであり、次の三つの面があると考えられます。 一つは、家庭や地域との間の相互理解に基づき、家庭や地域の意向を学校運営に反映すること。 学校だより、ホームページ、学年・学級懇談会、学年・学級通信、後援会(PTA)の会議、 家庭訪問などを通じて双方向のコミュニケーションを基本とし、学校評議員制度や学校評価などがそれに当たります。 二つには、学校教育に地域の資源や教育力を活用すること。地域の方に講師をお願いしたり、ボランティアとして協力をいただいたり、 地域の施設や自然などを教育活動で活用することなどが考えられます。 それは、地域の特色を生かした教育課程を編成し、特色のある教育活動を展開することでもあります。 また、近隣の学校(幼、小、中、高など)との交流や連携もその一つであると考えられます。 三つには、学校の資源や教育力を地域社会に開放し、学校が地域の人々の交流の場や地域のコミュニティとして機能することです。 ただこれには施設の管理等の問題もある訳ですが、学校開放や公開講座(コンピュータ講座等)等の実施などがそれに当たります。

 私が教員になった時代には、「いつでも学校に来て授業を見てください。」とは言ってはいましたが、参観日以外に学校を訪れる保護者や地域の方々は殆どなく、 学校としても今のように校長が学校経営や教育活動について説明をしたり、外部講師を招き入れたりなどということなどもほとんど無く、 学校は閉鎖的なところと言われていました。

 学校を開いた今は、学校の説明責任が問われています。経営方針や教育活動などを保護者や地域の方々へ説明をする。 そして年度末には学校評価を受けて、その結果を公表し、次年度への改善に生かすというシステムへと変わりました。 さらには、先生だけで教育活動を行うという考えから、外部から講師を招聘し、子ども達に多くの体験、経験をさせる教育活動へと変わってきました。 所謂特色のある教育活動の展開です。本校も一年間に多くの外部講師や地域の方々の力をお借りしながら教育活動を展開しています。 本当にありがたく思っておりますし、そのことは子ども達に社会性やコミュニケーション能力などを育む上でとても大きなものとなっています。

 23年度の本校での開かれた学校に関わるような、特色ある教育活動、外部講師の招聘などを紹介しますと、次のようになります。

  1. 養蜂学習(外部講師:菅野様)
  2. メロン学習(外部講師:島貫様)
  3. 英語活動、国際理解教育(ALTの協力)
  4. 水泳学習(外部講師:水泳協会様)
  5. スケート学習(外部講師:鏡様、及川様、畠山様)
  6. スキー遠足(外部講師:スキー協会様、スクールサポーター様、保護者様)
  7. 北電、京セラによる出前授業(エネルギー教室:外部講師:北電、京セラ職員様)
  8. 租税教室(外部講師:町役場町民税係坂井様、道税事務所職員様)
  9. 年2回の授業公開日
  10. 朝の交通安全街頭指導(大谷、日出地区の皆様、保護者様)
  11. ふれあい集会(幼稚園児の皆様、祖父母様)
  12. 各学級園の栽培学習(保護者の皆様の協力と苗の寄贈)
  13. 秋の野外調査学習(兼秋の遠足)協力(スクールサポーター様)
  14. クローバー畑草刈り・運動会協力(スクールサポーター様、津別芙蓉建設、松谷建設様、保護者様)等々・・・。

 また、22年度までは、稲作学習や小麦学習、玉葱学習も行っていましたので、島貫様や古沢様、福田様、佐藤様にもご協力をいただいておりました。 さらに今年はスケート学習に2回、湧別町教委にお勤めで、アルベールビルオリンピックに日本代表選手として出場された藤本様を外部講師にお迎えし、 指導をしていただきました。

 今年度は学校評価の中で、たくさんのご意見をいただきました。ありがとうございました。 厳しいご意見もありましたが、学校としましては真摯に受け止め、全てとはいきませんが、次年度に向け改善に生かして参りたいと考えております。 学校は、開かれた学校を目指しているわけですが、まだまだ学校は敷居の高いところというイメージもあるようにお聞きします。 決してそのようなことはありません。是非、いつでも学校に寄っていただき、授業の様子、子ども達の様子を観ていただいたり、 校長と話しに来た、お茶を飲みに寄った、散歩の途中等々でも結構ですので、気軽に来校いただければと思っております。

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2012年1月24日 辰年について思う

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 1月も早終盤になろうとしておりますが、保護者、地域の皆様、改めまして、明けましておめでとうございます。 昨年中は、教育活動、学校行事、後援会活動、朝の交通安全街頭指導など、学校に対しまして多くの面でご支援とご協力を賜りましたこと、心より厚くお礼を申し上げます。 皆様におかれましては、新しい年を迎えられ、ご健康で、益々素晴らしい年となることをご祈念申し上げます。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 さて、2011年は日本にとって忘れられない、忘れてはならない年となりました。3月11日、東日本大震災が発生。 発生から既に10か月あまりが過ぎようとしていますが、犠牲になられた方16,000人あまり、未だ不明の方3,500人あまりとなっています。 そして原発などの問題も加わり、まだまだ多くの方々が避難生活を強いられている現状です。

 しかしそこには、辛くとも苦しくとも、前を向き、みんなで力を合わせ、確実に歩みを進める姿がありますし、多くの人たちが色々な形で支えとなっている姿があります。 昨年の暮れに、「今年の漢字」が漢検から発表されましたが、6万票ほどを集め「絆(きずな)」が第1位となりました。 そこには、世界の人々には負けない、日本人の心、有り様が見て取れるように思えます。

 今年は「辰年」です。十二支では、唯一空想上の生き物ですが、漢字では「辰」「竜」「龍」などと表され、「龍」は、強く勇敢な人という意味の言葉で使われます。 龍は二つの角と長いひげ、長い体に4本の足があり、空を自由に飛び回り、天に向かって昇る(昇り龍)様子が想像されるかと思います。 また、龍は希望や夢に向かって頑張ることにつなげたり、「立つ」=「自立」につながるとも言われています。そんな意味で今年は大変縁起のよい年だと思っています。

 今年の辰年は、(1)目的を持って、一生懸命頑張ると物事が達成できる年。(2)明るく前向きに生きることで、どんなことでも頑張ることが出来る年。 (3)頑張れば希望や夢が叶う年。と、そんな年のように思います。

 一日一日を精一杯大切に過ごし、感謝するとともに、次へ向かって頑張っていける1年(日々の連続)でありたいと思います。

 保護者、地域の皆様方には、平成24年も、学校そして子ども達が色々な面でお世話になりますが、何卒宜しくお願いいたします。

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2011年12月22日 教育目標について考える

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 学校には教育目標が設置されています。それは、学校の歴史とともに、学校の教育理念を掲げたものであり、教育推進の基盤となるものです。

 教育目標は、その学校の子どもたちを、「こんな子どもに育って欲しい」という、保護者、地域の方々、 教師など多くの人たちの思いや願いが込められてつくられたものです。まさに、学校の教育活動の原点となるものと言えます。

 そこで本校の教育目標ですが、下記となっていて、平成14年4月1日に制定されています。

  • 総括目標 「創造的な知性、豊かな心、たくましい体をもち、ふるさとを愛し、世界に目を向ける子どもの育成」
  • 具体目標
    • すすんで考えくふうする子(知育)
    • すすんでふれあい明るい子(徳育)
    • すすんできたえ元気な子(体育)
  • 合い言葉「みがく 明るく 元気よく」

 それからちょうど10年が経過し、子ども達の実態も変わってきていること。また、今年度新学習指導要領によって新しい教育活動が開始されたことなどを考え、 本校の教育目標を見直ししようと思います。

 平成23年12月〜平成25年3月末までに見直し作業を行い、平成25年4月1日改訂として、平成25年度から新しい教育目標にて教育活動を開始しようと考えています。

 そこで先日、保護者、学校評議員、三地区会長の皆様方に、教育目標策定に係るアンケート調査を実施させていただきました。 大変お忙しい中ご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。アンケート結果を参考にさせていただきながら、策定作業を進めさせていただきます。

 なお、今後の策定までの予定ですが、教頭を中心とした教職員で24年11月までに原案を策定します。 その後、11月の後援会役員会、12月の学校評議員会でご意見をいただこうと考えています。その後さらに職員で手直し、修正を加えて教育目標を決定し、 2月の学校関係者評価委員会(学校評議員+後援会役員)で最終的に教育目標を見ていただき、決定させていただこうと思います。 役員の皆様方には更なるお願いとなりますが、宜しくご協力のほどお願いをいたします。

読んでください

 さて、話しは変わりますが、学校周辺の道路(道道)の車の制限速度は何キロだかご存じでしょうか。私も最近知ったのですが、 大谷実践会から日出実践会に抜ける縦の道路の制限速度は60キロ。また、北見から訓子府の街へ向かう(ローソン前)道道は50キロです。

 子ども達の通学路となっているわけですが、高速道工事の交通整理の方が「ここは何故40キロのスクールゾーンではないのですか?」と学校に問われました。 学校では、子ども達の安全を守るためにも通学路内、せめて学校周辺とローソン周辺ぐらいは子ども達が安全に通学できる速度にならないものか検討を始めたところです。 しかし、地域の皆様にもかかわることから、三地区の各会長様にお話をさせていただいたところです。 今後保護者で考えをまとめ(次年度総会)、地域の皆様に学校としてお願いをすることもあるかもしれません。その時はご検討を宜しくお願いいたします。

 2011年も早残り僅かで終わりを告げようとしております。今年も保護者、地域の皆様には子ども達の健やかなる成長に関わり大変お世話になりました。 心より感謝とお礼を申し上げます。来る2012年も何卒宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。

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2011年11月24日 「総合的な学習の時間」での学び

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

13日(日)に学芸会が終了しました。たくさんの方々にご観覧をいただき、誠にありがとうございました。 子ども達もたくさんの声援をいただき、力一杯表現することができました。学芸会を通して、子ども達の成長した姿をご覧いただけたものと思っておりますし、 また一つ子ども達は成長できたのではないかと思っています。

 さて、新学習指導要領が完全実施され8か月。現在小学校で行われている教育活動(内容)をご存じでしょうか。 国語、算数、社会(3年以上)、理科(3年以上)、音楽、体育、図画工作、家庭(5,6年)、生活(1,2年)の教科と教科外の総合的な学習の時間(3年以上)、 英語活動(5,6年)、特別活動(学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事)、道徳となっています。

 新学習指導要領では、英語活動が新設されましたが、平成10年に改訂された前学習指導要領の時に創設されたのが、「総合的な学習の時間」でした。 創設の理由は、この時に「生きる力」の育成という方向性が示され、それを受けて、「生きる力」の育成には横断的・総合的な指導を一層推進するような新たな手だてを講じ、 豊かな学習活動を展開することが有効であろうという考えから、各学校が創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開出来るようにとのことでした。

 学習内容については、教科ではないので教科書がありません。従って、内容は各学校に任され、特色ある教育活動を展開するとされていますが、取扱内容として、 現在の社会生活や日常生活との関わりの中から見いだされる課題としての「国際理解」「情報」「環境」「福祉・健康」などの横断的・総合的な課題。 児童の興味関心に基づく課題。そして新学習指導要領では新しく、地域の人々の暮らし、伝統・文化など地域・学校の特色に応じた課題が付加されました。 さらには、探究的学習の充実を図ること。体験活動・言語活動の充実を図ることなどの改善が示されています。

 体験活動については、これまで同様に重視されている訳ですが、学習が単なる体験だけで終わることのないように、総合的な学習の時間の趣旨に添って、 児童の学習を一層充実したものにすることが重要であると考えています。

訓子府町立居武士小学校『総合的な学習の時間』学習内容の比較

 本校の総合的な学習の時間の学習には、地域の多大な教育力をお借りしながら、 「地球と食〜訓子府の特産品を発信しよう〜」という大きなテーマを総合的な学習の中核に据え、体験活動を通して子ども達に生きる力を育むことを目的に学習を進めています。また、収穫祭も計画し、そのために、理科、生活、総合的な学習の時間との関連を図りながら、各学年で野菜の栽培学習(芋、玉葱、人参、胡瓜、トマト、トウモロコシ等々)にもこれまで通り取り組んでいます。

 体験活動は、子ども達にとって大きな成果を生むものと思っていますが、先にも述べたように単なる体験で終わることなく、「探究的な学習」として、 個人やグループ等で課題をしっかりともたせ、その解決に向けた取組、そしてまとめ(発表や新聞づくりなど=言語活動の充実)という学習を進め、 学びを確かなものにしていこうと考えています。

今後とも地域の皆様には何かとお世話になりますが、ご協力を宜しくお願いいたします。

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2011年10月24日 後期も自分の目標に向かって歩み続けよう

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 10月4日から後期が始まりました。登山で言えば丁度中間地点、マラソンで言えば折り返し地点ということでしょうか。 どちらにしても後半をどう乗り切って行くのかということが、とても大切で、重要になってきそうです。学校生活も、前半だけ一生懸命に頑張っても、後半ついつい安心して力を抜いてしまったり、楽をしてしまったのでは、前半の頑張りもふいになってしまいます。やはり、一歩一歩確実な歩みで前に進むことが子ども達には大切なことだと思います。

 子ども達が確実な成長を遂げるためには、目標を持って取り組んでいくことが重要です。目標を持つことで取り組み方や到達の度合いが明確になります。 そうすることで、自分はどこまで到達できたのかという、伸びや成長、変容が確認でき、そのことで更には反省が生かされて、次への目標設定や取り組みに繋がって行くのだと考えます。

 先日道教委より、北海道の高校生の意識調査が公表されましたが、その中に「自殺、家出、いじめ」に関する設問がありました。 見てみると、「自殺と家出といじめ」の三者については複合的に関係しあっていて、自殺や家出、いじめを考えたことやしたことのある高校生は30%にものぼり、 次のような傾向が強いという結果でした。

  1. スポーツや興味のあることに打ち込まない。
  2. 友だちや仲間が少ない。
  3. 将来に夢や希望がない。
  4. 目標がない。
  5. 注意されたら素直に受け入れられない。

 北海道でもいじめによる中学生の自殺がありました。大変痛ましく残念なことですが、現実問題として私達の身近なところでも起きうるという状況です。 子ども達の一日の生活の大半を占める学校生活。如何に目的を持たせ有意義な学校生活を送らせるか、将来に夢や希望を抱かせるのか。ということは重要なことです。

 子ども達には、前期をしっかりと振り返って自分を見つめ、前期の継続、或いは新たな後期の目標を持って取り組んでいって欲しいと始業式に話しをしました。 子ども達の後期の活躍も大いに楽しみです。

 さて、前期の終了の日に、今年度の重点教育目標についても子ども達一人一人に自己評価をしてもらいました。その結果が出ていますので、お知らせをします。 全体的には頑張っているという印象ですが、3.5ポイント以上(4ポイント満点)を目標としていますので、後期もご家庭でご協力をいただきご指導いただけると幸いです。 宜しくお願いいたします。

2011年度前期学校重点教育目標に係る児童評価(反省)の結果
23年度前期学校重点教育目標に係る児童評価(反省)の結果

 11月13日の学芸会まであと2週間ほどとなりました。子ども達の練習もいよいよ仕上げに向け、熱気を帯びてきています。 今年も子ども達一人一人が活躍する姿がご覧いただけるものと思っておりますので、学芸会当日を楽しみにお待ちいただければと思います。

 後期も宜しくお願いいたします。

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2011年9月26日 前期が終わります

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 9月30日をもって、今年度の前期が終了します。前期103日間、子ども達に大きな怪我や病気、事故がなく、みんな元気に学校生活を送れたことに大変嬉しく思っています。 またこの間、保護者、地域の皆様方には、学校の教育活動に対しまして多大なるお力添えをいただきましたこと、そしてそのお陰で、 子ども達が伸び伸びと健やかなる成長を遂げていることに心より感謝とお礼を申し上げます。学校といたしましても、保護者、地域の皆様に、 学校の教育活動が少しでも見える形でお伝えし、ご理解をいただければと思い、常に開かれた学校経営を目指して取り組んできたところです。

 さて、今年度の重点教育目標については、年度当初にお話をさせていただいておりましたが、

「自分と向きあい、人と向きあえる子どもの育成」

〜「主体的、意欲的に学ぶ子」「人の思いをわかる子」を目指して〜です。

 この目標を達成するために、大きく3つの視点をもってこれまで学校経営を進めて参りました。それが、

  • ◎主体的、意欲的に学び、基礎的基本的な学力を身に付ける子ども
  • ◎思いやりのある感性豊かな子ども
  • ○元気よく体をきたえる子ども
(◎は要重点)です。

 子ども達には、このことに取り組んでいけるように、前期の全校朝会で具体的な取組について2度話しをしています。そこで、前期終了にあたり、 今年は子ども達一人一人に自己評価をしてもらおうと考えています。評価項目は下記の10項目です。 これは来年3月までの取組となりますので、各ご家庭でも今後さらにご指導をいただけるとありがたく思います。

  1. 自分のことだけでなく、周りの人のことを考えながら、意見を言ったり、行動したりしていますか。
  2. 授業では、意欲的、積極的に表現(発表や作文等)していますか。
  3. どんなことにも意欲的、積極的に取り組んでいますか。
  4. 自ら毎日家庭学習に取り組んでいますか。(1,2年:10〜20分3,4年:30〜40分5,6年:50〜60分)
  5. 意欲的に読書に取り組んでいますか。(読み物を年間20冊以上。今は10冊程度を読破している。)
  6. あいさつ(おはよう、さようなら、こんにちはなど)や返事ができていますか。(場にあった大きさで)
  7. 家では、早寝、早起き、テレビ、ゲーム、勉強、お手伝いなど、きまり(時間などの約束)を守って行っていますか。
  8. 好き嫌いをせずに、ご飯や給食をしっかりと食べていますか。
  9. 交通安全に気をつけて、歩いて登下校していますか。(夏の自転車、ローソンまでに車は可。悪天候の場合もその限りではない。)
  10. 休み時間や放課後など、外や体育館で元気よく体を使った遊びをしていますか。

 尚、自己評価の結果につきましては、10月号の学校だよりでお知らせができればと考えています。

 さて、30日には子ども達一人一人が、この前期頑張って学習し、成長した証しである「あゆみ」を持って帰ります。是非、その努力と頑張りを認め、 励ましてあげて欲しいと思います。決して叱るための材料ではありませんので宜しくお願いいたします。

 子ども達が意欲的、積極的に次へつなげる、挑戦していける気持ちを持てるようになるのも、各ご家庭のお父さん、お母さんの温かい一言だと思います。 その一言で子ども達は、素直な気持ちが持て、友だちに優しく慣れ、何事にも意欲的に取り組んでいけるようになり、さらなる成長を遂げていけるのだと確信しています。

 後期もご協力のほど、何卒宜しくお願いいたします。

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2011年8月24日 新学習指導要領が完全実施され、学校の教育はどう変わったの?

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 この4月から新学習指導要領が完全実施され、5か月が過ぎようとしています。4月号の学校だよりで「生きる力を育むために」ということで書きましたが、 前学習指導要領も新学習指導要領も、「生きる力(確かな学力、豊かな心、健やかな体)の育成」が教育の理念であることには変わりありません。 今年の1月号の学校だよりでも「新学習指導要領について」お知らせをしておりましたが、実際に4月からの本校の取り組み(変わったこと・変えていこうとしていること) についてお話をします。

  1. 1週間の時間割で、5時間目、6時間目の授業が増えました。
    • 1、2年生に4時間授業がなくなり、毎日5時間授業(以上)となりました。
    • 2年生以上の学年に、6時間目の授業が増えました。
    • その結果、1,2年生が週2時間、3年生以上が週1時間、授業時間が増えました。
    • それは、学力と体力の向上のために、国・算・社・理・体の授業時数を増やしたことによるものです。 「ゆとり」から「学力向上」へとシフトチェンジされ、各校には確実な学力の向上・定着に向けた取組が求められています。
  2. 外国語活動が新設されました。
    • 5年生と6年生に、年間35時間(週1時間)の授業を行うことになりました。
    • 外国語(英語)を用いて、積極的にコミュニケーションを図ることを目的としています。
    • 町の英語指導助手(ALT)のヘザー先生に、授業のお手伝いをしていただいています。
  3. それに伴い、総合的な学習の時間(3〜6年生)の授業時間が減りました。
    • 22年度までの学習内容を見直し、変更しました。
    • 大きく変更した点で言えば、5,6年生の稲作・養蜂学習の隔年が毎年養蜂学習に。3,4年生のためねぎ・小麦学習の隔年が毎年メロン学習になりました。
    • ただ、これまで同様に生活科や理科等で野菜の栽培学習は継続し、収穫祭も行うことにしています。
  4. 知識、技能を活用して課題解決するための思考力・判断力・表現力の育成、言語活動の充実、学習意欲や学習習慣の定着を図るなどに取り組むこと。
    • 授業においては、各教科等で言語活動を充実させた学習の工夫が求められていますし、習得―活用―探究型の授業形態の工夫なども求められています。
  5. 道徳教育の充実を図ること。
    • 体験活動を取り入れるなど道徳の時間の充実は勿論のこと、教育活動全体を通して、意図的、計画的な道徳教育の充実を図ることが求められています。
    • 特に北海道では心の教育に関わり、保護者・地域のみなさんに道徳の時間の授業を公開し、 子ども達と一緒に考えてもらうなどの取り組みを進めることが求められています。
  6. 体力向上、安全に関する指導や食育の指導などを重視すること。
  7. 若干の学校行事の見直しも行いました。

 教科書が新しくなっていますので、各教科等の学習内容の変更点もたくさんあるわけですが、 それらの説明はここでは無理ですので、大きくはこのようなことが、変わった点、変えるように求められている点と言うことになります。

 学習指導要領の改訂は、ほぼ10年に一度というペースで行われていますので、これから10年間はこのような教育が、 学習指導要領を基に各学校で行われることが基本となります。

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2011年7月25日 学校支援地域本部事業って?

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 学校支援地域本部事業とは何でしょうか?違う言い方をすれば、「スクールサポーター」とも呼ばれています。 町の教育委員会から出される「まなベル」や学校支援地域本部(町社教に設置)から出される広報誌で、 既にご理解をいただいている方々もおられるものと思っておりますし、趣旨をご理解いただいて登録いただいている方々も多くおられます (6月の町広報の折り込みの中に「登録申請書」が入っておりました)が、今回はこのことについて、より地域の皆様に知っていただきたく書かせていただきます。

 平成18年に60年ぶりに教育基本法が改定され、「学校、家庭、地域の連携協力」に関する規定が新たに盛り込まれました。 文科省はこれを具体化する方策として、平成20年度に予算を計上し、「学校支援地域本部事業」を開始しました。この事業は、国の3年間の委託事業として行われ、 平成22年度をもって終了しています。23年度からは訓子府町の予算で事業が継続されています。簡単に言うと、各市町村ごとに学校支援地域本部を設置し、 ボランティアを募り、それぞれの学校の状況に応じて地域ぐるみで学校の教育活動を支援しようというものです。この事業で期待されることとして3点あげられています。

  1. 教員や地域の大人が子どもと向きあえる時間が増えるなど、学校や地域の教育活動のさらなる充実が図られること。
  2. 地域住民が自らの学習成果を生かす場が広がること。
  3. 地域の教育力が向上すること。

です。

 この事業の本町の仕組みは、町社会教育課に本部が置かれ、「地域コーディネーター」「学校支援ボランティア」「学校支援実行委員会」から構成されています。 「地域コーディネーター」は、学校とボランティア、あるいはボランティア間の連絡調整を行い、本部の運営を担い、本事業の中核的な役割を果たしています。 現在コーディネーターには、元訓小校長であった飯田壮一先生がなっています。「学校支援ボランティア」は、実際に支援活動を行う地域住民の方々です。 支援活動の内容としては、学校管理下の活動が対象となります。例えば、授業の補助、クラブや部活動の指導、図書整理、読み聞かせ、グランド整備、 花壇や庭木などの整備、登下校時の安全確保、学校行事支援等々が考えられます。本町もこの事業が始まり3年目を迎えましたが、本校ではこれまでにも本事業とは関係なく、 保護者や地域の皆様に、教育活動で多くのサポートをいただいているわけですが、この事業が始まってからは、クローバー畑の草取りや草刈り作業、図書のブックカバーかけ、庭木の剪定作業、総合の授業の講師、スキー学習支援などでサポートをいただいており、学校といたしましてもさらに助かっているところです。今年度も既に2回のサポートをいただいています。ボランティアの方々に心より感謝しています。

 ボランティアの方々は、ご自分の出来ることで本部に登録します。そして、学校が支援の必要な時にコーディネーターに依頼をすることで、その支援に合うボランティアの方々を集めてくださり、学校へ来て支援をしてくださるシステムです。学校を支え、支援いただくために、町ではこのような事業も行っていることを是非ご承知おきいただき、もしご協力をいただける機会があれば宜しくお願いいたします。

 さて、子ども達は7月26日〜8月18日までの24日間の夏休みに入ります。楽しい計画をいろいろと立てていることと思います。地域には、多くの自然があります。山有り、川有り、野原有りと。夏だから出来ることを考え、是非取り組んで欲しいと思っています。自然から大いに学びましょう。そして自分の感性を磨いてください。夏休み明けには、黒く日焼けした、元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。また、休み中は子ども達が地域に帰りお世話になります。声かけなど、宜しくお願いいたします。

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2011年6月24日 平成23年度学校経営方針〜その2

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 6月12日の運動会には、たくさんのご来賓並びに地域・保護者の皆様のご臨席、ご参加を賜り、無事に終了できましたことに心より感謝とお礼を申し上げます。今年の運動会は天候が心配されましたが、何とか雨も降らずに開催できて良かったと思っております。子ども達も練習の成果を十二分に発揮し、思い出多い、素晴らしい運動会となりました。ご支援、ご協力誠にありがとうございました。また、19日(日)の後援会のパークゴルフ大会・懇親会にも多くの皆様のご参加をいただきましたことにも厚くお礼申し上げます。芙蓉建設様、津別建設様、松谷建設様には、休日にもかかわらずご参加いただき、ビンゴゲームで盛り上げていただきましたこと心より感謝とお礼を申し上げます。

 さて、先月の学校経営方針「その1」の続きを掲載いたします。今年度の重点教育目標を達成するために、下記の「経営方針と具現化の方策」を設定しております。具現化の方策については、紙面の都合上ごく簡単に記載をさせていただきますのでご了承ください。

経営方針

ふるさとを愛し、夢と希望を持ってチャレンジできる子に

  1. 小規模の特性を生かした楽しく分かる授業に努め、主体的、意欲的に学ぶ子ども、学び合う子どもを育てます。
    • きめ細かな指導と指導体制の工夫充実(支援講師、オロ小タイム、家庭学習等)
    • 総合的な学習の時間の充実
    • 国際理解教育と英語活動の推進
    • ICT活用など
  2. 他者を思いやる心や優しい心、感動する心など、感性豊かな子どもを育てます。
    • 道徳教育の充実
    • 道徳の時間の計画的取り組み
    • 学級経営の充実
    • 読書活動の充実
    • 体験学習の推進
    • 奉仕活動の充実など
  3. 挨拶などの基本的生活習慣を身に付け、主体的に活動する子どもを育てます。
    • 三ア運動の推進
    • 基礎的生活習慣の徹底
    • 規範意識やルール、社会性を養う
    • 早寝早起き朝ごはんの推進
    • 食育の推進
    • 性教育指導の充実
    • 地域行事等への積極的参加奨励など
  4. 児童一人ひとりに、きめ細かで適切な指導を行う教師を目指します。
    • きめ細かな指導で基礎学力の定着
    • 特別支援教育の充実
    • カウンセリングや教育相談等の支援体制の確立
    • 校内生徒指導(体制)の確立と充実
    • 関係機関との連携など
  5. 常に資質・能力の向上に努め、子どもや保護者に信頼される教師を目指します。
    • 校内研修の充実と教師の資質能力向上
    • 各種研究会、研修会への参加奨励
    • 服務規律遵守の徹底など
  6. 保護者・地域と連携し、信頼され、開かれた学校をつくります。
    • 学校評価の充実
    • 学校の情報発信
    • 学校関係者評価委員会や学校評議員の活用
    • 授業公開日の設定
    • 外部講師やスクールサポーター等の活用
    • 後援会との連携
    • 学校の教育力を地域へ提供など
  7. 教職員の同僚性(報・連・相・確・教・励・助)を高め、協働体制を築きながら、学校課題に即応する学校組織をつくります。
    • 校内研修活動の充実
    • マネジメントサイクル踏まえた学校改善、組織マネジメントに努める
    • 全教職員の協働で問題行動や学校課題を解決など
  8. 教育委員会や町内関係機関との一層の連携・充実に努める学校をつくります。
    • 町教委の指導の元、幼小中高の連携・各機関との連携など

 今年度は2回にわたり学校経営方針を説明させていただきましたが、まだまだ十分ではないと思っております。不十分な点は是非学校へお寄りいただき、学校の様子や子ども達の活動の様子をご覧ください。学校へ気軽にお越しいただき、校長室でお茶でも飲んでいただければと思っておりますので宜しくお願いいたします。

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2011年5月26日 平成23年度学校経営方針〜その1

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 平成23年度の学校経営方針について、2回(5月と6月)にわたりお伝えをいたします。平成23年度の学校経営方針を考えるに当たり、学校評価の結果や子ども達の実態などから、今年度のキーワードを『自主性・主体性』としました。自分のことは自分で。自分の意志、判断をもって行動する。ということで、自分のことを知る、分かる。その上で人、友だちときちんと向きあい、理解する、考える、行動する。という考えから、23年度の重点教育目標を下記と設定しました。

自分と向き合い、人と向き合える子どもの育成

「主体的、意欲的に学ぶ子(知)」「人の思いをわかる子(徳)」を目指して

 その育成のために、具体的内容として下記を設定しました。(知と徳については重点)

 【知の面】では、「主体的、意欲的に学ぶ子」とし、

  • 主体的、意欲的に学び、基礎基本的な学力を身に付ける子どもの育成
    • 他者の考えと向きあい、自己表現できる子ども
    • 自主的、主体的に活動できる子ども
    • 自ら家庭学習に取り組む子ども

 【徳の面】では、「人の思いをわかる子」とし、

  • 思いやりのある感性豊かな子どもの育成
    • 読書に取り組む子ども
    • 基本的な生活習慣を身に付け、しっかりと挨拶や返事などのできる子ども

 【体の面】では、

  • 元気よく体をきたえる子どもの育成
    • 健康、安全、食に意識の高い子ども
    • スポーツ、遊びに積極的に親しむ子ども

 なお、それぞれの目標達成に向け、目標指標(到達の目安)を設定しています。子ども達には、5月の全校朝会でお話をしてあります。子ども達には、前・後期のそれぞれ最後に自己評価をしてもらう予定でいます。

 学校だより4月号にも書きましたが、教師の指導のし過ぎに注意しながら、子ども達の意欲や発想を大事にして、考えさせ、行動させて行きたいと考えています。

 そこで、23年度の重点目標を実現するために、経営方針を大きく8点設定(次回、その2で説明させていただきます)していますが、学校経営に当たっての基本的な考えを、次のように考えて進めております。

開学の精神を踏まえた学校づくりを

 開拓当初の厳しく苦しい中で、子弟に夢を託し、地域に学問所を創ろうとした当時の保護者・地域の皆様の尊厳な精神を私たちは忘れてはならないと思っています。

地域の風が行き交う学校づくりを

 本校の教育活動は、保護者・地域の皆様の多大なご支援とご協力の上に成り立っています。学校へ寄せられる思いや願いを受け止め、「全ては子ども達のために」を合い言葉に、できる限りそれらの期待に応えられる学校づくりが私たちの使命と考えています。

校内・外の研修に積極的に取組、個々の資質の向上と子ども達に学力を

 教師はその職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければなりません。自己の資質・能力の向上を図ることが、学校の活性化を図り、児童の学力向上へつながるものと考えています。

活力があり、目配り、気配り、心配り、声配りある学校づくりを

 これからの変化の激しい時代を生き抜くための教育は、教師自身が活力に満ちあふれていなければなりませんし、子ども達一人一人に対し、目配り、気配り、心配り、声配りのきめ細かな指導が重要と考えています。

こんな教師でありたい、学校でありたい
  1. 順応性のある教師、学校でありたい
  2. 同僚性が高い教師、学校でありたい
  3. 常に自己点検し、自分を改善できる教師、学校でありたい
  4. 求められる資質能力が変化することを理解している教師、学校でありたい
  5. 謙虚で、誠実な教師、学校でありたい
  6. 子ども、保護者、地域の声を真摯に受け止める教師、学校でありたい
  7. 地域と共に歩める教師、学校でありたいと……。

 大変申し訳ございませんが、紙面上残りの部分(「学校経営方針8点」について)の説明は6月号にさせていただきます。

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2011年4月25日「生きる力」を育むために

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 4月6日の始業式・入学式から早いもので1か月ほどが経過しようとしています。1年生も少しずつ学校生活に慣れ、楽しく学校生活を送っています。他の学年の子ども達も一つずつ学年が上がり、意欲的に新学期をスタートさせたようです。子ども達の今後の活躍と成長がとても楽しみです。保護者並びに地域の皆様方には、23年度も色々な面でお世話になりますが、何卒宜しくお願いいたします。

 さて、この4月から小学校では、新学習指導要領による教育活動が完全実施されました。文科省は、平成20年3月に、「生きる力」を育成するために学習指導要領を改定して今後の教育の骨格をなす方針を示し、小学校においては2年間の移行措置期間(21年〜22年度)を設け、23年4月完全実施としました。

 変化の激しい不確実で不透明な今の時代(社会)、子ども達にたくましく生きぬいていく力を育むことが必要であることは言うまでもありません。

 学習指導要領で言う「生きる力」とは、「(1)基礎・基本を身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力」、「(2)自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性」、「(3)たくましく生きるための健康や体力」などのこととしています。

 近年、子ども達の成長に必要な「ハードル」が低くなったり、少なくなったり、または無くなったりしているのではないかと感じてはおられないでしょうか。また、家庭においては、親が安易に子ども達に手を差しのべすぎているのではないのかと思われる状況はないでしょうか。

 少し前になりますが、新聞に次のような記事が載っていました。「最近の大学受験には、親が同伴して行く。」「会社の入社式に親が同伴し、親の席が無いと文句を言う。」などと・・・。まだまだこのような家庭は希なことと思っていますが、次第にそのようになってきている(あまりにも過保護すぎる?)のだと思い、少々驚いた次第です。

 私は、多少危ないと思っても、子どもには自らの力で乗り越えさせていく経験をさせることが重要ではないかと思っています。小さい時からのそういう一つ一つの積み重ねが、将来にわたって生きて働く力となり、子どもの自立へとつながっていくのだと思います。

 このことは学校の教育活動や指導においても言えることです。学校はこれまでも、そしてこれからも、そこのところを十分に考慮して教育計画を編成・実施し、教職員が一丸となって子ども達の「生きる力」の育成に向け、指導に当たっていかなければならないと考えています。

 学校ではよく自主性や主体性を育成するという言葉を使います。そう言う本校も今年度のキーワードは、『自主性、主体性』です。自主性や主体性は、放任では育ちません。指導が必要です。自主性や主体性を育てるには、指導して待つという姿勢(すぐに口や手を出さない)、急がさず、例え間違っても怒らずに、しっかりと考えさせて行動させる。そしてできたことに対してはきちんと認め、褒める。不十分なことについては、繰り返し指導していくということが重要であると、私は考えています。子ども達は、葛藤や困難を自らの力で乗り越える経験から、新しい学びを獲得し、成長します。学校も家庭も、子ども達にはある程度負荷のあるハードルを与え、指導してやらせて見守る。そして不十分なところがあれば、考えさせ、また指導してやらせ見守る。という姿勢が重要ではないでしょうか。何でもしてあげることがよいことではありませんし、優しさではありません。手の出し過ぎは、かえって子ども達をダメにしてしまいます。子ども達に、生涯にわたって生きて働く力を育成し、自立へとつなげることが学校の使命です。そのためにはご家庭の協力無くしてなしえません。今後とも家庭と学校が連携を取りながら『見守り、育てる』という意識を大事にして、子ども達に「生きる力」を育てていきたいと思います。ご協力宜しくお願いいたします。

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2011年3月24日 保護者、そして地域の皆様に感謝!

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 本日3月24日の卒業式並びに修了式をもって、平成22年度の教育活動を終了いたしました。本日めでたく卒業を迎えた9名の卒業生の皆さん、そして、各学年を修了した24名の在校生の皆さん、卒業・修了おめでとうございます。

 子ども達は、この1年、学校の様々な活動に一生懸命に取り組み、一人ひとりが大きな力を身に付けることができたと思っています。それはこの間、保護者の皆様や地域の皆様方が、本校の教育活動並びに子ども達の健やかなる成長のために、ご支援とご協力をいただいたお陰と心よりお礼を申し上げます。

 さて、いつも全校のよきリーダーとして先頭に立って頑張り、活動してくれた6年生9名が本日卒業を迎えました。これも、これまでのご家庭の皆様の温かな励ましがあったからこそと感謝しております。子どもは、地域の自然や文化、そして人との愛情で育つものです。喧嘩をして仲直りをすることで人との関わり方を学んだり、思い通りにならないことがあって、そこで我慢する心が育ったりします。しかし、こうした子どもの育ちの根底には、ご家族の愛情による安定感、安心感がなくてはなりません。子どもは愛されるという安心感からさらなる自信や意欲を持ち、自分や周りの人のよさに気づき、友達を大切にしようとするようになり、そしてそのことで我慢ができるようになっていくのです。

 子ども達にとって家庭は活力の源です。自分に自信を持ち、学校で友達と共に学び、共に競い合い、子ども達は成長していきますが、それも、ご家庭での深い愛情と家族の絆があってこそと思っています。だからこそ、子ども達はこの六年間小学校に通い続けることができ、成長することができたのです。子ども達はこの卒業式を境に、自立への道をまた一歩大きく踏み出します。思春期という大揺れの大海へ船を漕ぎ出す訳です。親としては少々大変な時期となります。少し口うるさく言うと「うるさい!分かってる、そんなこと!」などと反抗するようなことも多々あろうかと思われますが、それも成長の証しです。これからは、子どもの自覚と判断を促し、それを援助していくというかかわり方が多くなっていくように思われます。でも「人として、ダメなことは絶対にダメ!」と言うことだけは、親としてきっぱりと言い続けていきたいものです。どうぞこれまで以上に、子ども達を温かく見守り、愛情のある指導で導いていって欲しいと願っています。

 卒業する皆さん、中学校では大変なこともあるかもしれませんが、中学校生活を大いに楽しん欲しいと思います。三年間は大変短いものです。何事にも努力を惜しまず、全力で悔いのない中学校生活を過ごしてください。夢に向かっての第一歩のスタートです。力一杯過ごすか、大体で過ごすか、楽をして過ごすか、選ぶのは自分です。自分に悔いの残らない選択をしてください。最後に言葉を贈ります。「目標なきところに達成なし、努力なきところに成長なし、夢は見るものでなく自ら叶えるもの!」。卒業生の未来が素晴らしいことを願っています。

 居武士小学校はいつまでも子ども達の母校です。そして、子ども達はいつまでも私たち教職員の教え子です。私たちも、今後の子ども達の成長を楽しみに見守り、応援していきたいと思っています。

 最後になりましたが、保護者そして地域の皆様、一年間本当にお世話になりました。四月からまた新たなる新しい風を感じながら子ども達の成長のために教育活動を進めて参りたいと思います。今後ともご支援とご協力を宜しくお願い申し上げ、本年度最後のご挨拶をさせていただきます。

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2011年2月22日 「歩く」ことって大切なこと?

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

今回は少々耳の痛い話に聞こえる保護者の方もおられるかもしれませんが、あえて最近思っていること、考えてもらいたいことを書かせていただきます。

 歩くことが健康に良いことは知られています。最近では、朝や夕方などに多くの大人、特に年配の方々がウオーキングしている姿をよく見かけます。それは車を利用することが多くなった現代、歩くことが少なくなったことや、歩くことがとても体によい影響を与える(少し速いペースで歩くことで有酸素運動となる)ことがわかっている等々から、健康のために歩いているのだと思われます。

 冬を迎え自転車通学ができなくなってから、子ども達の登校の様子で気になっていることがあります。それは子ども達の車による登校の姿です。子ども達は歩いて登下校する(特別な理由を除き)というのが、学校の基本的な考え方です。これは昔も今も変わっていません。車で登校する児童を見ていると、荷物があるわけでもない、天候が悪いわけでもない、怪我などをしているわけでもないけれど、冬になると学校まで車で来る児童が結構(3割強)います。車で来なければならないという理由があれば話は別ですが、少々遠いから、寒いから、遅く起きたから、歩くの面倒だからなどという理由(?私見)で、もし車で来ているとすれば、親が少々考えなければならないのではないでしょうか。酷かもしれませんが、私は、子どもには今のうちに普通にできることは、甘やかさずに多少の苦労をさせるべきだと考えています。(それも勉強だから・・・・)

 お父さんやお母さんの子どもの頃と比べ、子ども達は歩いているのでしょうか?私の目には確実に歩かなくなっている子ども達の姿が映っています。それは本校に限ったことではありません。ある雑誌には、「今の子ども達は少し前の子ども達の半分しか歩いていない。」という記事が載っていました。当然、車の方が楽ですし、雨などが降れば濡れなくてすむ。特に寒い冬は車の方がよいのにきまっています。でも子ども達にとって本当にそれでいいのでしょうか?

 私の子どもの頃とは当然比べることは出来ませんが、私の子どもの頃は今のようにどこの家にも車が必ずあるというような時代ではありませんでしたので、当然子ども達はどこへ行くにも歩くか自転車でした。学校の登下校(一部自転車通学の許可がある地域もあったが)も常に歩きでしたし、雨が降っても送ってくれたり、迎えに来てくれる親はいませんでした。傘を忘れた時には濡れて帰ったものです。(それは天気予報を見て傘を持って行かなかった自分の責任でした。)今とは時代が違うので当然のことかもしれませんが・・・・・・、そんな時代でした。

 今の子ども達の様子を見ていると、学校の休み時間なども下手をすると、コンピュータ室にいたりして、走り回って遊ぶ姿も少なくなってきているのが現状です。

 最近では子どもの成人病(生活習慣病〜高血圧、糖尿病、高脂血症など)も多くなってきているというような状況もあるそうです。

 歩くことの効果、効用について調べてみました。以下のようなことが書かれていました。

  1. 歩くことで骨を丈夫にする「骨芽細胞」に刺激を与えるので、丈夫な骨を維持します。
  2. 普段の生活であまり使わず緊張しがちな肩や背中の筋肉に刺激を与えて緊張をほぐし、血行をよくします。
  3. 腹筋・背筋が強化されることで整骨効果が生まれ、姿勢矯正につながります。
  4. 全身の筋肉に刺激が伝わり、脳幹の様々な神経核が刺激され脳全体が活性化されます。
  5. 脳全体が活性化された結果、神経伝達物質を放出し、認知症などの脳の老化防止にも効果があります。
  6. 歩くことは、脳の覚醒作用があるので朝のウオーキングは脳を目覚めさせるのに良い効果があります。
  7. 少し早足で歩くことで、有酸素運動になるので、脂肪を燃焼させます。
  8. 生活習慣病の予防と改善になります。
  9. 歩くことでストレス解消にります。

 これを見ると、大人ばかりでなく、子ども達にとっても「歩く」ことが重要であることがよくわかりますし、登校時に歩くことのよさがわかります。

 私は、子ども達には学校の登下校ぐらいは歩くことが必要だと思っています。それは今も昔も変わらないことなのではないでしょうか。車に乗って来るなということではありませんが、大人になったら少々の距離でも車で行くようになるのですから、小学生のうちは車での登下校は本当に必要な時ぐらいでよいのではないかと思います。歩くには少々遠い子は、途中まで車で来て(ローソンくらい)、あとは歩かせる(親がそうさせる)ようなことも大切だと思います。日出町内会の子ども達はみな歩いて登下校しているのですから。子どもだからやらせる、我慢させるという必要なこともあるのではないかと思っています。是非ご家庭での子どもとの話題にしてみてはどうでしょうか。

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2011年1月24日 4月よりいよいよ新学習指導要領完全実施

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

今年も保護者並びに地域の皆様にはお世話になりますが、何卒宜しくお願いを致します。

 さて平成23年となり、小学校ではいよいよ4月から、新学習指導要領による教育活動が完全実施となります。ほぼ10年に一度のペースで学習指導要領が改訂されている訳ですが、今回の改訂は初めて「教科等の時数が増える」という、これまでになかった大きな改訂になっています。

 この2年間は、現行の学習指導要領からの移行措置期間でありましたので、既に先行実施されているものもあるわけですが、これらのことについての話は、既に前校長よりお知らせをしていたものと思っております。

 今回は、完全実施まで2か月半となりましたので、改めて改訂について書かせていただきました。

【改訂の目的・趣旨】

  1. 教育基本法及び学校教育法が改正されたのを受けて、学習指導要領が改訂されます。
  2. 現行の学習指導要領の「生きる力」の理念を引継ぎ、それを支える「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和のとれた教育の重視。〜変化の激しい社会で自立でき、活躍できる力、他者・社会・自然・環境と共に生きる力、習得した知識や技能を活用できる力、言語力や体験活動の充実など。
  3. 基礎・基本的な知識・技能の習得。〜「読み、書き、算」の技能の確実な定着、繰り返し学習、問題解決的学習など。
  4. 思考力・判断力・表現力等の育成。〜習得・活用・探求の学習活動の充実。問題解決的学習や体験的学習の充実。
  5. 確かな学力を確立するために必要な時間の確保。〜基礎的・基本的な知識・技能の習得を進め、その活用を促すために。
  6. 学習意欲の向上や学習習慣の確立。〜重点的に指導すべき事項を中心に補習や復習、家庭学習などの学習の習慣の定着を図る。問題解決的学習や体験的学習の充実。
  7. 豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実。〜まわりとの関わりを通して達成感や充実感を持たせ、自分に自信を持たせる。体験活動と言語による表現。社会人との連携。運動の機会の増。

【教育内容の主な改善事項】

  1. 言語活動の充実
  2. 理数教育の充実
  3. 伝統や文化に関する教育の充実
  4. 道徳教育の充実
  5. 体験活動の充実
  6. 外国語教育の充実
  7. その他
    • 環境、食育、安全等に関する学習の充実
    • 読書活動の充実
    • 情報教育の充実(情報活用、モラル等)
    • 特別支援教育の充実(障害に応じた指導の工夫)
    • 発達の段階に応じた学校間の円滑な接続(小中連携等)等々。

【小学校の教育課程の編成にかかわって】

  1. 現行の教科等に「外国語活動」を追加。(5,6年:年35時間)
  2. 国語、算数、社会、理科、体育の授業時数を6学年あわせて350時間程度増加。
    • (国語〜1、2年は週1時間(年34〜35時間)増、3,4年は年10時間増、5年は年5時間減、6年は増減なし)
    • (算数〜1年は年22時間増、2年年20時間増、3〜6年は年25時間増)
    • (社会〜3年は増減なし、4年は年5時間増、5年は年10時間増、6年は年5時間増)
    • (理科〜3年は年20時間増、4年は年15時間増、5,6年は年10時間増)
    • (体育〜1年は年12時間増、2〜4年は15時間増、5,6年は増減なし)
  3. 総合的な学習の時間(3〜6年)は、教科の知識・技能を活用する学習活動を各教科の中で充実すること等を踏まえ、週1時間程度減(年35時間程度減)。→(3〜6年は年70時間となる。)
  4. 総授業時数は、1、2年で年68〜70時間増(週2時間相当)、3〜6年で各35時間増(週1時間相当)となる。→既に時数を増やした日課(時間割)で実施しています。

 学校では、4月からの完全実施に向け、各教科等の年間指導計画を作成中です。それに伴い、学校行事の見直しや総合的な学習の時間の学習内容(時数減に伴い)についても見直しを行い、23年度の教育課程を編成しているところです。新学習指導要領完全実施にかかわり、ご不明な点などがありましたら、各学級担任や教頭まで問い合わせください。

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2010年12月24日 おかげさまの心で・・・

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

2010年も残り僅かとなって参りました。今年も、保護者、地域の皆様には、本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 さて2010年を振り返りますと、猛暑!良い天気を通り越し、暑すぎる年となりました。私は単純に天気が良く、暑ければ作物は育つものと思っておりましたが、この歳になってそうではないことを知りました。何事においても「過ぎる」はダメということです。そういうことからすれば、今年も農家の方々にとっては、作物を育てるのには大変苦労の多い年だったということだと思います。ただ、お米については北海道だけは良かったように聞いておりましたが…どうだったのでしょうか。

 昨年は、大流行したインフルエンザでどの学校も学芸会時期は大変な思いをしましたが、今年はまだ大丈夫なようです。しかし、札幌方面では10月末頃から少しずつ出始めているように聞いていますし、ノロウイルスが大流行との情報もありますので、どちらにしても今後注意をしていかなければならないことだと思っています。

 景気はどうでしょうか?昨年民主党政権になり、かなり期待をしていましたが、まだまだ回復とはなっていない状況でありますし、政治的にも国内外共にかなり不安定な状況であることだけは確かなようです。しかし嘆いていてばかりいてもどうにもなりません。自分たちの出来ること、身近なところから頑張っていくしかないと思っています。何とか来年よい年になることを願いながら、少しでも希望を持って前向きに頑張っていきたいものだと思います。

 「いいことはおかげさま、わるいことは身から出たさび」というのは、相田みつを氏の言葉です。ここまで謙虚になるのは大変ですが、これに少しでも近づきたいものだと思います。今の社会状況を見ていると、相手の言葉尻をとらえて批判したり、自分の都合の悪いことが起こると他人のせいにしたり、相手が傷つくと分かっていていながらいじめたりと、あまりにも悲しいことが多すぎるように思います。先月、小学6年生の女の子、今月に入り中学生の女の子がいじめによって自らの命を絶つという、大変悲しく、起こしてはならないことが起きてしまっています。

 昔の日本人は、礼儀正しく、誠実で親切であり、誰もが学ぶ意欲を持っていて教養があると、驚き、敬意を表した外国人がいるという話を聞いたことがあります。勿論今でも多くの日本人はそうであると思いますが、そうでない人が増えていると言うこともまた事実として認めざるを得ないように思います。

 暮れの大きな行事の一つに、大掃除があります。大掃除には普段できないところまで大がかりに掃除をするということのほかに、悪い部分や不都合を一掃するという意味もあるようです。

 毎日の生活の中で心が疲弊し、悩みや苦しみなどが積み重なって、時には怠け心や悪い考えが浮かんだり、卑怯な気持ちがよぎったりしそうになります。そこで、それらが取り返しのつかないくらいに積み重ならないように、やはり、大掃除をする必要がありそうです。

 文字通り大掃除をして、ついでに心の塵や埃を払って、いいことがあったらそれは身の回りの人のお陰、悪いことがあったとしたらそれは自分に大部分の原因があったからというくらいに、相田みつを氏流に考え、さっぱりとした気持ちで新年を迎えたいものです。

 今年1年本当にお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。平成23年が皆様にとってよい年であることをお祈りし、今年最後のご挨拶といたします。

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2010年11月24日 校有林(学校林)について

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

居武士小学校後援会には、「校有林」という、管理している山(木、土地)があるのをご存じでしょうか。校有林があるのは、学校からグラウンド越しに見える前方の山の一部で、現在北海道横断自動車道の工事が行われているところです。

 この校有林はもともと、大谷部落を開拓した時に、その当時の人たちが居武士神社としてお祭りし敬仰していたところでしたが、訓子府神社が村社に昇格するために財産資格の条件としての必要上から居武士神社を訓子府神社に寄付することとなり、その後訓子府神社の管理するところとなりました。しかし、その後は立木なども伐採され、雑幼木や雑草の生い茂るままの状態であったために、訓子府発祥の地であり、開拓時から部落の振興発展を見守ってきた忘れることのできないところであるなどのことから、昭和37年2月5日に、当時の大谷実践会長でありました今野覚治氏と日出実践会長でありました中山清松氏が、居武士小学校の校有林として学校の教材林や展望台等を整備し、教育上の価値づけをして有効に活用したいと、訓子府神社に払い下げを請願し、訓子府町にも賛同をお願いして、払い下げを受けました。その後は居武士小学校後援会の所有する土地となり、校有林運営委員会(両実践会長、町内会長、後援会長等)を組織(現在機能なし)し管理を行うことになりましたが、後援会ではこの校有林の土地登記ができないため、町へ寄付する形で、形式上は町の土地として登記し、管理等全ての事についてはそれまで同様後援会の所有する土地ということで、町と後援会の間に昭和39年4月に覚書が交わされています。

校有林位置図
校有林位置図

 その後から現在までの経過はよくわからない部分も多くありますが、今回の北海道横断自動車道の工事に関わり、平成20年に当時の後援会長さんのもとで校有林を道路用地として売却することが話し合われ決定されています。それにより校有林の殆どが売却されましたが、横断自動車道の両サイドに僅かな土地が残りました。(左の図)その残っている土地を今後後援会として管理をしていくことが難しいということで、“どうにかしたい!”というのがここ数年の後援会の懸案事項となっていました。

 そこで今年の4月から、これまでの経緯を知る前三代前までの後援会長さん、現後援会役員、大谷実践会、日出実践会、日出町内会の三会長さん方との話し合いで、

  1. 既に町の名義となっているので町にもらっていただく。
  2. 隣接する土地の方にもらっていただく。

の方向で話を進めようということになり、話を進めて参りましたが、どちらも管理等が困難であるということからうまく話を進めることはできませんでした。

 従いまして、残っている土地は現在も後援会所有のままとなっています。ただ、大谷に向かう道路に面している土地の木が道路まで覆い被さり危険な状況でありましたので、その部分につきましては道路用地として売却したお金を使って伐採いたしました。その後森林組合の方に見てもらいましたが、今後20年程度は現状で大丈夫ということでもありましたので、現時点ではこのまま後援会の所有地としておくこととします。(所有地の木は、伐採すると土地の崩れ等の恐れがあるとのことですので今後も必要以上の伐採はできません。)尚、校有林につきまして何か状況が変わりましたらまたお知らせをいたします。

 最後になりますが、横断自動車道用地に売却した代金の使途につきましては、後援会と三地区会長さん方のご意見をいただきながら、今後の後援会総会にて決めていただこうと考えておりますので、宜しくお願いいたします。

 地域の皆様には突然の校有林の話ということで、十分なご説明になったかどうか不安なところもございますが、ご承知おきください。何かご不明な点がございましたら、学校までお問い合わせください。

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2010年10月22日 学習意欲と家庭学習

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 すっかり秋の気配となりました。秋は、実りの秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、味覚の秋等々と言われるように、勉強にも、運動にも、食にとっても、素晴らしい季節です。学校でも、子ども達一人一人がいろいろな面で力を付けていける一番の時期だと考え、いろいろな教育活動を行っています。

 さて、「小1プロブレム」「中1ギャップ」「高1クライシス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。現在の教育上の課題の1つに、「幼、保・小・中・高の連携〜発達の段階に応じた学校段階の円滑な接続」があります。平成20年の中教審答申で、例えば小学校低・中学年において学習習慣の確立が求められています。この答申の背景には、中学校入学後の生活や学習の変化になじめずに、中1の前半期に不登校や問題行動が増加したり、学習意欲が低下したりする課題が指摘されているためです。(これを中1ギャップと言います。)それと同じように、小1や高1でも学校になじめない状況が生まれているということです。

 小学校時代は、特に「基本的な生活習慣」を身に付けることが重要であると言われます。その中でも、人の話をよく聴くこと、自分のことは自分ですること、人に迷惑をかけないことなど、集団生活をするうえで特に身に付けておかなければならないことがあります。

 後期の始業式で子ども達に重点教育目標の反省をしてもらいました。大きく3点ありますが、あまり良い結果(経過)とは言えませんでした。その中の1つに、「確かに学び」に家庭学習の取組があります。家庭学習においては、宿題があってもなくても自然と自分から進んで机に向かう習慣を身に付けることが大切です。宿題があるから仕方なしに学習するとか、人に言われたから机に向かって学習するなど、受身的な学習では決して意欲もわかず長続きしません。また、テレビやゲームなど子どもの心を揺り動かすものが今はたくさん存在しますが、その誘惑に負けない強い気持ちを持てるよう育てることも肝要です。時には弱い心に打ち勝つ強い心、つまり我慢する(させる)ことも大切なことです。

 習慣化して毎日続けて学習していけるようになると、学習の仕方が分かるようになり、分からなければ自分で分かる方法が見つけられるようになります。そして、進んで学習する楽しさにも気づくようになり、学習に対する意欲もわいてきます。

 家庭学習は、学校で学習し、さらに興味を持って調べてみたいことが出てきたとき、一層学習を深める機会となります。人の力を借りずに自分で興味を持って学習を進めることは、自分の知的財産を増やすことにつながり、とても価値のある素晴らしいことです。この学習する態度こそ、来年度から完全実施される新しい学習指導要領でも継承される「生きる力」と言えます。このような家庭学習の習慣化は、これから中学校、高等学校へと進む子ども達への大きなエネルギーになっていくものと思います。

 毎日、30分(一般的に、学年×10分と言われますが・・・)でも自分から机に向かって家庭学習(宿題や自主学習)をすることをお勧めします。習慣になるまではなかなかうまくできないかもしれませんが、やってみたいことなど興味のあることから始めるのもよいかと思います。

 家庭において子ども達が自ら進んで学習していくよう、保護者の皆様においてもご協力くださいますよう宜しくお願いいたします。学校でも、子ども達が意欲的に家庭学習に取り組んでいけるように考え、今年度の重点目標を設定し、各学年で取り組みを進めているところです。

 家庭学習の習慣化を図るために大切なことは…

  1. はじめから難しい内容ではなく、はじめは、やさしい内容で、量的にも少なくして継続させていく。
  2. 学習内容を点検し、頑張った成果を認め、励ましながら、継続させていく。

 家庭学習(自主学習)の習慣化を目指し、そして基礎学力の定着に向け、ご家庭と学校と連携を取りながら頑張っていきましょう。(自主性は、黙っていても育ちません。まずは指導が大切です。)

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2010年9月24日 長月(2010年9月)

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 猛暑、ゲリラ豪雨、台風による大雨という異常気象により、熱中症や山岳事故、河川事故等、予想を遙かに超える事態が相次ぎ、多くの犠牲者を出し、尊い命を失ってしまった今年の異常な夏もようやく終わりを告げ、最近は日中の暑さも日に日に和らぎ、朝夕はめっきりと秋の装いとなりました。そんな中、9月も早終盤を迎え、いつになく「9月のカレンダー」に目を向けると、いろいろな事があることに改めて気がつきました。そこで今回は少々9月について調べてみましたのでそのことをお話させていただきます。

 長月、「稲刈り(いながり)の月」の「い」「り」を略したという説もありますが、一般的には「長夜月」の略と考えられているようです。ちなみに英語では、Septemberですが、9月はローマの古い暦の7月にあたることから、Septem(7の意味)をもじって付けられたそうです。

 さて、カレンダーで9月1日は二百十日。立春の日から数え、二百十日に当たります。これは稲作と台風の関係を表した日本独特の呼称だそうで、稲の開花期と大型台風の集中期が重なることへの注意喚起であるようです。

 また1日は「防災の日」でもあります。関係のあることで言えば、救急の日(9日)や防火の日(19日)も9月です。各自治体等で防災訓練を行ったり、学校で避難訓練を行ったりしているのもそのためです。1日は、関東大震災記念日で、昔、関東地方で大きな地震があったのを記念(忘れず教訓とするために)して設けられたのだそうです。大正12年9月1日、午前11時58分44秒。東京では第一震で150カ所から出火、市内は火の海となり、水道管が破裂し、消火活動も出来ずに、関東一帯の倒壊焼失家屋が135,000戸、死者91,000人あまり、列車の転覆24車両の大惨事だったそうです。そこで昭和35年に「防災の日」として位置づけ、各種の行事が行われるようになりました。

 9月22日は、十五夜。過ぎてしまいましたが、「中秋の名月」をご覧になられたでしょうか。(天気は良かったかな?)また皆さんのご家庭では、お供え物をして家族そろって満月を眺めるといったような昔ながらの風習を行っていますか。私の家では子どもの頃からも含め、全くそのような風情を味わうというようなことをしたことがありませんが、今の時代を考えると、その程度のゆとりと家族の団欒の時間をもつことは、大変有意義で、大切なことなのかなと思う次第です。

 9月23日は「秋分の日」。秋分の日は二十四節気(中国の昔の暦で、五日を一候とし、三候で一気とした一年間の総数の称)の一つで、白露(9月8日)の十五日後ということになります。春分と同じで昼夜の長さが同じになると教えられましたが、どうも正確なところでは、長さがほとんど等しくなるのは、春分では三日前、秋分では三日後であるようです。また、日の出や日の入りについても、その日を境として早くなったり遅くなったりしますが、それにもあまり規則性などはないようです。実際のところどうなのか、興味のある方は是非調べてみてはどうでしょうか。結構面白いかも知れませんね。

 その他にも「敬老の日」や「彼岸の入り」、「秋の交通安全運動」などがあります。学校では「前期の終業式」になります。1年の半分が今年度も既に過ぎ、折り返しであることを意味します。早いなと今更ながらに思います。流れのままに何となく過ぎてしまっている日々(と感じているのは私だけでしょうか?)。22年度も後半、子ども達にも、意味のある一日を大切に過ごしていけるように、少しでも意識させて充実を図り、元気よくポジティブに送っていけるようにしていきたいと思っています。後期もご協力方宜しくお願いいたします。

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2010年8月24日 ウルトラマンとの誓い

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 今年の夏は暑い日が続き、お仕事や体調管理の面で大変な日々を過ごされたのではないかと推察いたしますが、やはりお盆を過ぎると朝晩は涼しくなり、風は既に秋の気配が感じられます。

 学校も24日間の夏休みが終わり、子ども達の元気な歓声が校舎に戻ってきました。今は2学期制なので、夏休みが終わって学校が始まっても「始業式」もありませんし、「今日から2学期のはじまりです。」とも言いません。休み明けの全校朝会では、「夏休みが終わり、いよいよ前期残り1か月半、前期の学習のまとめとなります。しっかりと頑張りましょう。」と言うような話をします。2学期制になり久しく経ちますが、子ども達に話をしていても、未だにしっくりと来ないと感じているのは私だけでしょうか。

 さて、子ども達は夏休み中、どのように過ごしたのでしょうか。今年は猛暑が続きましたが、暑さにも負けず、きっと思い出多い、楽しい夏休みを送ったのだと思っています。休み中に、学校に来た子ども達がいましたので、頑張っていた様子を少しお伝えします。学校が休みに入りすぐに「5、6年生の養蜂学習の採蜜の作業(2回目)」がありました。休み中のこともあり集まった子ども達は半数でしたが、1時間の作業を一生懸命に頑張り、菅野さんの指導で20キロの蜜を採ることができました。今回の蜜は「シナ」の蜜だそうです。1回目の「アカシヤ」の蜜とは全く違った味に少々驚きました。 またその日に、1,2年生の子ども達二人が畑の水やり当番に来ていました。その後も交代で来ていました。暑い中本当にご苦労様でした。偉かったですね。7月28日〜30日の3日間、みつばちクラブが学校で行われました。毎日10名ほどの子ども達が、9時くらいから夕方6時くらいまで過ごしていました。指導員の方々のお世話で、みんなで仲良く、楽しく、勉強したり、ゲームをしたり、パソコンをしたり、本を読んだり、外で遊んだりと過ごしていました。8月3日には、またまた採蜜作業(3回目)がありました。晴天が続き、2回目の作業から僅かに1週間でしたが、働き蜂さん達って本当によく働くのですね!感心してしまいました。 何と3回目は、1週間で31キロのハチミツが採れました。 今年は地域の皆様にもわずかではありますが、味わっていただこうと考えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います。

 今後の学校生活ですが、休み明け早々に津野町から交換留学生2名が、26日までの予定で来ました。9月に入り、3〜5年が常呂少年自然の家に宿泊学習に出かけます。そして9月末で前期が終了し、3日間の秋休みを経て、10月4日から後期の開始。その後は学芸会へ向けた取組が始まる予定で、またまた子ども達は忙しくなりそうです。これからの時期は暑さも和らぎ、気候的にも学習を進めるには最適な季節となります。私たち教職員も、子ども達が充実した学校生活が送れるように、そして一人ひとりの力を十分に伸ばしていけるように頑張って参ります。ただ、子ども達が日々充実した学校生活を送るためには学校だけの力では不十分です。これまで同様、各ご家庭のご協力をお願いいたします。

 先日ある教育雑誌を見ていましたら、「ウルトラマンの誓い」ということが書いてありました。昭和40年代の子ども達のヒーロー「帰ってきたウルトラマン」が故郷M78星雲に危機が迫り帰って行く時に、次郎少年がウルトラマンと誓ったことを叫ぶシーンがあるそうです。私も見ていたはずなのですが、全く記憶はありません。「1つ、腹ぺこのまま学校へ行かぬこと。1つ、道を歩くときは車に気をつけること。1つ、晴れた日には布団を干すこと。1つ、人を頼りにせぬこと。1つ、土の上で裸足で遊ぶこと。」これがウルトラ5つの誓いだそうです。

 現代の生活実態とは違いがあるかもしれませんが、健康、安全、自律は子ども達が育つ上での大切なことをメッセージとして伝えています。ウルトラマンも結構奥が深い・・・・・・!と思った次第です。腹ぺこで学校へ来たのでは学習効果が上がりません。今は車だけではありませんが、安全を確保すること。そして太陽のエネルギーを浴びて元気に遊ぶことなど、子ども達に分かりやすく語っているのですね。

 人を頼りにしない、自分のことは自分で・・・・・等々。今も昔も教育の根底は普遍だと思います。小さい時からの積み重ねが大切だと感じた次第です。

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2010年7月23日 土台や柱、壁としての基礎・基本〜学習内容の定着に向けて〜

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 家を建てる時に重要なことは、外見をどれだけ立派にするのかということでも、内部にどれだけ高価なインテリアを置くのかということでもありません。基本的な構造がしっかりとしていることが一番重要なことで、長い年月の間、風雨に耐え、地震や台風にも負けないで、住んでいる人を守る家でなければなりません。当然、建物の形やデザインなども考えて家を建てるわけですが、基本的な構造がもろく、耐震強度がなかったり、家が傾いてしまったりということでは、家としての機能を発揮することは全くできない訳です。

 そのことは、学校の勉強にも似ています。基礎的、基本的な知識や技能の習得は、「生きる力」の一つとしての確かな学力の重要な要素になっています。基礎・基本は、日々の授業における学習の着実な積み上げや繰り返し学習などの努力の上に身に付くものと考えます。また、身に付いた基礎・基本は、次への学習やより高度な学習に活用することができ、その体験を積み重ねることで学習を楽しくし、意欲の向上にもつなげていけるものと思います。

 勉強も建物と同じように考えてみると、学力の土台は、子ども達の睡眠や食事など、生活のリズムや生活習慣だと言えるのではないでしょうか。きちんとした生活の上に、学習の習慣が成り立ち、その上で教科などの学習がきちんと出来ると考えます。生活や学習の習慣が土台だとするならば、柱や壁は知識や技能ということになるのでしょうか。

 学校では、今年から、

  1. 全ての学級が複式になり、授業の進め方も難しく、一人学習の時間が多くなり、単式学級よりも子ども達に負担がかかること。
  2. より確かに基礎・基本の学力の定着を図ること。
  3. 保護者の方々も、複式授業と学力の定着という面で、心配をしているとお聞きすることがあること。

などから、町でも今年度から特別に支援講師1名を加配措置してくださいました。現在、算数と理科を中心に、TT(ティームティーチング)や学年別指導で、全ての学級に入って、個別指導などの授業支援を行っているところです。

 また、今年度の重点目標「確かに学び、心豊かに、たくましく生きる子どもの育成」の「確かに学び」の取組として、家庭学習の取組を全学級で行っています。学校で学んだことを家でも繰り返し学習することで、より確かな知識や技能として定着させていくことがねらいです。現在教育創造研究センター所長の高階玲司氏(元ベネッセ教育研究所長)などは、家庭学習において「予習の効果」について言われています。家庭学習というと「復習」が中心に考えられがちですが、復習の時間を多くするよりも、予習に多くの時間を使った方がよいと言うことのようです。例えば、6年生が1時間の家庭学習をするとすれば、復習に20分、残りの40分を予習にという具合です。復習は既に学習してきたことなので、多くの時間を使わなくとも思い返すことができ、短い時間でも繰り返すことで定着させることが出来るということ、予習の効果は、分からなくても学習をしていくことで、次の日の学校での授業が分かりやすくなり、予習で分からなかったところも分かる、さらにそうすることで学習に対する意欲づけが出来てくると言うことだそうです。

 有名なエビングハウスの忘却曲線では、1時間後には覚えたことの56%を忘れ、1日たつと74%、1週間後には77%が忘れ去られると言っています。このことからも繰り返すことの重要性がよく分かります。是非、基本的な生活習慣や学習習慣(土台)で、柱や壁(基礎・基本)などをしっかりと築き、何事にも負けない、強い家(確かな学力の定着)にしていって欲しいと願っています。

 さて、明日から24日間の夏休みに入ります。子ども達も計画いっぱいで、楽しみにしていることだと思います。学習面ではこれまでの復習に重点をおいて、習ったことについては確実にクリアしておいて欲しいと思いますし、前学年などで、理解が不十分なところなどにも取り組む絶好の機会だとも思います。また、折角の長い休みですから、夏休みにしかできないようなことにもチャレンジしたりして、いろいろな体験・経験などができることを願っています。どうぞ、事故なく、思い出多い、有意義な夏休みを送ってください。休み明けには、ひとまわり大きくなった、元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。

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2010年6月24日 運動会でのご声援、ご協力に感謝!

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 例年の運動会は練習は天気がよくて、土・日の運動会の本番になると天気が悪いと言うのがここ数年の状況でしたが、今年は運動会シーズン(5月末以降)に入りその逆の状況となりました。

 6月13日(日)の本校の運動会も素晴らし過ぎる程の好天に恵まれ(気温32度)実施することができました。早朝よりたくさんのご来賓の皆様、後援会の皆様、そして保護者・ご家族の皆様にご観覧をいただき、子ども達へのご声援、競技への参加・ご協力、そして運営のお手伝いにと、心より感謝とお礼を申し上げます。また、JAきたみらい農協訓子府支店様には、「みんなあつまれ」(幼児・小学生)の競技にお菓子のご寄付、さらには、北見の水元建設様(北海道横断道路工事)にも運動会のテント立てやライン引き、グランド周辺の草刈りのご奉仕をいただきましたことも併せてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。お陰をもちまして運動会を無事終了することができました。

 今年度の運動会から『午前日程』で開催をさせていただくことになりました。お子様とのお昼を楽しみにされていたご家族やご親戚の方々もおありかと思いますが、年毎の児童数の減少とそれによる子ども達の出場種目やその練習等の負担の大きさなどを考え、後援会役員の皆様とも検討をさせていただき、保護者の皆様にも相談し決定をさせていただきました。尚、学芸会につきましても、運動会と同様の対応となりますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 さて今年の運動会は、『赤組・白組、ホンキで走ろう!!』のテーマのもと、子ども達は二週間ほどの特別日課の中で、 毎日の暑さにも負けず一生懸命練習に取り組みました。当日はその成果を遺憾なく発揮しようと、一人一人が全力で競技し、グランドいっぱいに輝き、 ご観覧の皆様から多くの声援と拍手をいただきましたこと、本当に嬉しく思いました。白組は5連覇を目指し、みんなで力を一つにして頑張りました。 赤組は「今年こそは優勝だ!」と、全員で心を一つにして競技に取り組みました。結果は、僅かに3点差で今年も白組の優勝、何と5連覇ということになりました。 紅白の組み分けは、走る速さや体重などが均等になるように考えて行っています。閉会式でも子ども達に話しましたが、3点差は運命競技で1位が1人多いか少ないかの差程度です。 赤組も白組も精一杯頑張ったのですから、それを考えると白が幸運だったとしか言いようがないように思えます。 でも理由はどうであれ、子ども達にとって勝ちはやはり嬉しいし、負ければ悔しいものです。運動会はそういうことも含めて『学ぶ場』だと私は考えていますが、 勝者はおごることなく敗者をいたわり、敗者は悔しいけれども勝者をたたえ、それをバネに次へ飛躍する力にかえていく気持ちを持つことも学ぶ大切な場面のように思います。 ただ、当然のことですが、勝ち負けが運動会の目的ではありません。大切なことは、運動会という学習を通し、発表の舞台までの取り組みや当日の自分の役割、 競技への取り組み方、応援の仕方等で、協力の態度や主体的な態度が培われたのか、そして当日一人一人がいかに自分を表現・発表できたのかが重要だと思っています。 そのことから言えば、子ども達みんなに『勝ち』をあげたいと思いますし、頑張りと活躍に大きな花丸をあげたいと思います。

 この運動会という行事を通して、子ども達はまた一つ成長を遂げたと思っています。「運動会終わってよかったね!」だけではなく、 何を頑張ったのか?何が出来るようになったのか?これからの学習や生活に生かせることは何なのか?をしっかりと振り返り、夏休みまでの残り1か月、 充実した学校生活になるよう、考えて過ごしていって欲しいと願っています。

 運動会本当にありがとうございました。後援会、地域、保護者の皆様方には、今後もいろいろな面でお世話になりますが、宜しくお願いいたします。

 さて、運動会後の15日(火)、菅野養蜂場様の全面的なご協力により、今年度も5,6年生の養蜂学習がスタートしました。当日は2つの巣箱を設置し、 菅野ご夫妻様の指導の元、蜂の観察の仕方や飼い方等の注意事項などを学びました。蜂って思ったより危険でないことも分かりました。有意義な学習にしたいと思います。 報道によりますと道庁の屋上でも蜂を飼っている(どんな蜜を吸っているのかを調査するとか)とか(6月16日、10キロのハチミツが取れたそうです)・・・・・・。 うまくいけば、学校でも3回の蜜を取る予定です。静かに観察すれば刺すこともないようで、結構かわいいですよ。お世話になります。宜しくお願いいたします。

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2009年4月 「新年度の始まりにあたって」

訓子府町立居武士小学校 校長 武智 茂雄(たけち しげお)

 4月6日、希望にもえた3名の新1年生を迎え、多くのご来賓と保護者のご臨席を賜り、21年度の入学式を挙行いたしました。21年度は全校児童33名、教職員9名で、居武士小の教育活動がスタートしました。年々児童数の減少が続いておりますが、本校の合い言葉である「みがく、明るく、元気よく」を年度の重点目標として取り組んで参ります。これまで同様、ご支援とご協力をお願いいたします。

 学校の校門を出ると、目の前には遮る物もなく、広々とした畑が遙か遠くの山並みまで広がり、素晴らしい景色が見られます。今はまだ土の色だけですが、もうじき野菜やお米の苗や種が植えられ、辺り一面緑色の絨毯になるのだと思います。本校の子ども達も、日々の学校生活を通して、多くの人と交わり、多くのことを学んで、実りある大きな成長をして欲しいと願っています。今年度も宜しくお願いいたします。

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(文責)校長:武智茂雄(2009年4月6日新規公開)、(構成)宮内